電気代高騰対策にEVを活用〜太陽光とV2Hで光熱費を削減する方法|神奈川県、東京都の住宅・リフォームなら住マ居ル建装

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2026.04.15
コラム
電気代高騰対策にEVを活用〜太陽光とV2Hで光熱費を削減する方法

電気代が年々上昇する中、家計への負担が増していると感じている方も多いのではないでしょうか。

特に2022年以降、燃料費の高騰により電気料金は毎年値上がりを続けています。この状況に対し、「何か対策を打ちたい」と考えている方へ、今回は電気自動車(EV)と太陽光発電、そしてV2Hシステムを組み合わせた、効果的な光熱費削減方法をご紹介します。

私たち住マ居ル建装株式会社は、横浜市青葉区を拠点に、東京都・神奈川県エリアで太陽光発電システムの施工・設計を手がけております。屋根の専門会社として培ってきた技術を基盤に、単に発電効率だけを追求するのではなく、屋根への負担や将来のメンテナンス性、長期的な安全性まで考慮した設計・施工を行っています。

この記事では、昼間の余剰電力でEVを充電し、夜間は車から家へ給電することで電力会社からの購入を最小限に抑える仕組みを、実例も交えながら詳しく解説していきます。

電気代高騰の現状と家計への影響

まず、現在の電気代がどれほど上昇しているのか、現状を把握しておきましょう。

2022年以降、世界的な燃料費の高騰を受けて、日本国内の電気料金は継続的に値上がりしています。多くのご家庭で、月々の電気代が以前と比べて数千円単位で増加しているのが実情です。

この状況は今後も続く可能性が高く、「電気代をいかに抑えるか」が家計管理の重要なポイントになっています。特に冷暖房を多用する夏場や冬場には、電気代の負担がさらに大きくなります。

こうした背景から、自宅で発電した電気を効率的に活用する「自家消費型」のエネルギー利用が注目されています。太陽光発電で作った電気を売るのではなく、自分で使い切る方が経済的に賢い選択となる時代になったのです。

売電単価の下落と自家消費の重要性

かつては太陽光発電で作った電気を高く売ることができました。

しかし、太陽光発電設備のコスト低下や再生可能エネルギー発電促進賦課金の負担軽減などの要因により、売電単価は年々下落しています。現在では、発電した電力は売るよりも自分で使い切った方が経済的メリットが大きいのです。

ここで重要になるのが、「いかに自家消費率を高めるか」という視点です。太陽光発電は日中に発電しますが、多くのご家庭では日中の電力使用量は少なく、夕方から夜間にかけて電力需要が高まります。

この「発電タイミングと使用タイミングのズレ」を解消する手段として、EVとV2Hシステムの組み合わせが非常に効果的なのです。

EVとV2Hの基本的な仕組み

電気代削減の具体的な方法をご紹介する前に、EVとV2Hの基本的な仕組みを理解しておきましょう。

V2Hとは何か

V2Hは「Vehicle to Home」の略で、日本語に訳すと「車から家へ」という意味です。電気自動車やプラグインハイブリッド車のバッテリーに蓄えた電力を、自宅で使えるようにする機器のことを指します。

V2Hを導入すると、家庭内とEV間で双方向の電気のやりとりが可能になります。つまり、EVを単なる移動手段としてだけでなく、「走る蓄電池」として活用できるようになるのです。

一般的な住宅用蓄電池の容量は5〜15kWh程度ですが、EVのバッテリー容量は30〜60kWh以上と非常に大きいのが特徴です。この大容量を活用することで、停電時にも数日間電力を使用することが可能になります。

太陽光発電との相性の良さ

V2Hは太陽光発電と非常に相性が良いシステムです。

その理由は、太陽光発電で作った直流電流をそのままEVに充電できるためです。通常、太陽光発電の電気を家庭で使う際には、直流から交流への変換が必要になり、その過程で電力ロスが発生します。

しかし、V2Hと太陽光発電を連携させれば、電力変換のロスを少なく、効率よくEVに充電できます。さらに、太陽光発電の余剰電力をEVのバッテリーに充電することで、電力会社から電気を買わずに充電が可能になります。

そして夜間には、EVに貯めておいた電力を自宅に給電することで、電力会社からの購入電力を大幅に削減できるのです。

太陽光とV2Hで実現する光熱費削減の仕組み

では、具体的にどのように光熱費を削減できるのか、その仕組みを詳しく見ていきましょう。

昼間の余剰電力でEVを充電

太陽光発電は日中に発電します。

多くのご家庭では、日中は外出していたり、電力使用量が少なかったりするため、発電した電力が余ることがあります。この余剰電力をEVに充電することで、無駄なく活用できます。

V2Hシステムには「PV余剰充電設定」という機能があり、太陽光発電の余剰電力が発生したときに、自動的にEVへ充電するよう切り替えることができます。これにより、売電せずに余剰電力を有効活用できるのです。

また、V2Hは普通充電器と比べて充電スピードが速いのも大きなメリットです。普通充電器では充電に時間がかかりますが、V2Hなら短時間で効率的に充電できます。

夜間はEVから家へ給電

夕方から夜間にかけては、多くのご家庭で電力使用量が増加します。

照明、エアコン、調理家電など、様々な電気機器を使用するためです。この時間帯に、昼間EVに充電しておいた電力を家に給電することで、電力会社から買う電気を大幅に減らすことができます。

V2Hシステムには「タイマー予約機能」があり、あらかじめ運転モードを設定しておくことができます。例えば、「夕方18時から22時まではEVから家へ放電する」といった設定が可能です。

これにより、電力料金の高い時間帯に電力会社から電気を買う代わりに、EVに貯めた電力を使うことで、電気代を大幅に節約できるのです。

時間帯別電気契約との組み合わせ

さらに効果を高める方法として、時間帯別電気契約の活用があります。

夜間の電気料金が安い契約プランに変更し、夜23時から翌朝7時の割安な時間帯にEVを充電します。そして、電気料金の高い昼間や夕方の時間帯に、EVから家へ放電することで、電気代をさらに削減できます。

この方法は、太陽光発電を設置していないご家庭でも実践できる光熱費削減策です。割安な夜間電力でEVを充電し、電気代の高い時間帯にその電力を使うことで、月々の電気代を抑えることができます。

実際の削減効果とメリット

理論だけでなく、実際にどれほどの削減効果があるのか、具体的な数字で見てみましょう。

ガソリン代との比較

まず、EVの充電コストとガソリン車の燃料費を比較してみます。

月に800km走行する場合を想定すると、EV車の電費を8km/kWh、ガソリン車の燃費を8km/Lとした場合、EV車は100kWhの電力が必要になります。電気代単価を30円/kWhとすると、月間コストは3,000円です。

一方、ガソリン車は100Lのガソリンが必要で、ガソリン代を170円/Lとすると、月間コストは17,000円になります。年間では、EV車が36,000円、ガソリン車が204,000円となり、EV車のエネルギーコストはガソリン車の約6分の1に抑えられます。

さらに、太陽光発電の余剰電力でEVを充電する場合、充電コストを実質ゼロにすることも可能です。これにより、移動にかかるエネルギーコストを大幅に削減できるのです。

電気代削減効果

家庭全体の電気代削減効果も見逃せません。

太陽光発電で発電した電気を宅内で使い、余剰電力をEVに充電することで、電力会社から買う電気を大幅に減らすことができます。さらに、EVに貯めた電力を夕方から夜間に使うことで、電力需要の多い時間帯の購入電力を削減できます。

具体的な削減額はご家庭の電力使用量や太陽光発電の容量によって異なりますが、月々数千円から1万円以上の電気代削減も十分に可能です。年間で考えると、かなりの金額を節約できることになります。

停電時の安心感

経済的メリットだけでなく、災害対策としての価値も大きいです。

台風や地震などの自然災害が多い日本では、停電に対する備えが重要です。V2Hを導入していれば、停電時にもEVのバッテリーを蓄電池として使用でき、家庭に電力を供給できます。

EVのバッテリー容量は30〜60kWh以上と大きいため、停電が数日間続いても電気を使い続けることができます。冷暖房やスマートフォンの充電、冷蔵庫の稼働など、生活に必要な電力を確保できるのは大きな安心材料です。

さらに、太陽光発電と組み合わせていれば、停電中でも日中に発電した電力をEVに充電できるため、長期間の停電にも対応できます。

導入時の検討ポイントと注意点

EVとV2Hの導入を検討する際には、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。

対応車種の確認

まず重要なのが、お持ちのEVがV2Hに対応しているかどうかの確認です。

V2Hは、すべてのEVで使えるわけではありません。V2H対応車種でないと使用できないため、導入前に必ず確認する必要があります。各V2Hメーカーの公式サイトに対応車種が掲載されていますので、車名、年式、型式などを確認しましょう。

また、これからEVを購入する予定の方は、V2H対応車種を選ぶことをおすすめします。

屋根の状態チェック

太陽光発電を導入する際には、屋根の状態確認が不可欠です。

私たち住マ居ル建装株式会社では、屋根工事の専門会社として培ってきた技術を活かし、まず屋根の点検を行います。「太陽光を設置したいけれど屋根の状態が心配」「古い屋根でも設置できるのか分からない」といったご相談にも、しっかりと対応しています。

屋根への負担や将来のメンテナンス性、長期的な安全性まで考慮した設計・施工を行うことが、私たちの強みです。必要に応じて屋根の補修を行ってから太陽光発電を設置することで、安心して長く使い続けられるシステムを実現します。

初期費用と補助金の活用

V2Hの導入には初期費用がかかります。

V2H機器の本体価格は89.8万円からとなっており、別途工事費が必要です。太陽光発電システムも含めると、まとまった初期投資が必要になります。

しかし、国や自治体の補助金を活用することで、導入費用の負担を大幅に軽減できます。経済産業省の「CEV普及インフラ補助金」では、設備費が上限75万円、工事費が上限40万円で、合計最大115万円の補助が受けられます。

さらに、東京都など一部の自治体では独自の補助金制度があり、国の補助金と併用できる場合もあります。東京都の場合、V2H本体購入費と設置工事費の合計で上限50万円、太陽光発電システムとEVがそろう場合は上限100万円まで増額されます。

これらの補助金を活用することで、実質的な導入費用を大幅に抑えることができるのです。

出典パナソニック「V2H補助金の基礎知識」より作成

導入事例から学ぶ実践的な活用方法

実際にEVと太陽光発電、V2Hを導入した事例を見てみましょう。

事例1:土日の余剰電力を有効活用

ある企業では、社屋移転に伴い太陽光パネル23.76kW、リーフ1台、V2H1台を導入しました。

この企業では、土日は事務所が稼働しないため、土日に発電した電力はEVに充電し、さらに余剰となった電力は売電しています。日中に発電した電力をEVに充電し、現場への移動に利用することで、ガソリン代を削減しています。

また、災害対策にも力を入れており、非常食や非常用トイレ、貯水タンクに加えて太陽光とEVを設置することで、20人が3日間暮らすポテンシャルを持っています。地域の方々には非常時に避難所として利用できる旨を説明しており、地域貢献にも寄与しているとのことです。

事例2:ZEB事務所との組み合わせ

別の企業では、社屋の新築に伴い太陽光パネル36.96kW、リーフ2台、V2H2台、充電器1台を導入しました。

事務所を断熱性能の高いZEBにしたことで消費電力を抑え、さらに太陽光パネルを設置したことで光熱費削減に大きく貢献しています。EV2台のうち1台は主に外出用、1台は主に蓄電池として利用しているとのことです。

EVは常に事務所で給電できるため、ガソリン車と違って給油の手間が省ける点も評価されています。こちらの企業も地域の防災拠点として、事務所内で20人が3日間暮らすことのできるポテンシャルを持っています。

出典宮城県公式ウェブサイト「太陽光を活用したEV利用モデル事業」より作成

まとめ:電気代高騰時代を乗り切る賢い選択

電気代が年々上昇する中、EVと太陽光発電、V2Hを組み合わせることで、光熱費を大幅に削減できることをご紹介してきました。

昼間の余剰電力でEVを充電し、夜間は車から家へ給電する。この仕組みを活用することで、電力会社からの購入電力を最小限に抑え、月々の電気代を大きく削減できます。

さらに、ガソリン代の削減、災害時の備え、環境への貢献など、経済的メリット以外の価値も大きいです。国や自治体の補助金を活用すれば、初期費用の負担も軽減できます。

私たち住マ居ル建装株式会社では、屋根点検から補修、太陽光発電の設計・施工、アフターサポートまで、すべてワンストップで対応できる体制を整えております。「太陽光を設置したいけれど屋根の状態が心配」「古い屋根でも設置できるのか分からない」といったご相談も、お気軽にお寄せください。

施工して終わりではなく、10年後・20年後も安心して暮らせる住まいを守ることが私たちの使命です。地域密着だからこそできる、迅速で誠実な対応をお約束いたします。

電気代高騰時代を乗り切るために、EVと太陽光発電、V2Hの組み合わせをぜひご検討ください。確かな屋根技術と再生可能エネルギーを通じて、安心で持続可能な住環境づくりをサポートいたします。

お問い合わせ・ご相談は、住マ居ル建装株式会社まで。

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太陽光やV2Hの活用でどこまで電気代対策につながるか、費用感や導入の順番を整理したい段階でもお問い合わせいただけます。

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電気代対策では、月々の使用量だけでなく、昼夜の使い方やEVの充電時間帯も重要です。家計に合う活用パターンを整理してから比較すると判断しやすくなります。

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-著者情報-

住マ居ル建装株式会社

代表:千田 康平

屋根工事および太陽光発電システムの施工・設計を手がける、住マ居ル建装株式会社の千田です。

屋根の専門家としての豊富な現場経験をもとに、「建物を長く安全に保つ施工」を第一に、地域密着で事業を展開しています。

これまで、屋根補修・雨漏り修繕・防水工事など幅広い施工に対応しており、建物の状態を正確に診断したうえで、原因から改善する根本的な施工を大切にしています。

表面的な補修ではなく、再発を防ぐための最適な工事提案を行うことが強みです。また、屋根の専門技術を活かし、太陽光発電システムの導入にも注力。

 発電効率だけでなく、屋根への負担や将来的なメンテナンス性まで考慮した設計・施工を行っています。

「太陽光を設置したいが屋根の状態が不安」という方にも、点検・補修・設置まで一貫して対応可能です。

「施工して終わり」ではなく、長く安心して暮らせる住まいを守ることを使命に、信頼第一のサービスを提供しています。

確かな屋根技術と再生可能エネルギーの普及を通じて、安心で持続可能な住環境づくりに貢献してまいります。

住マ居ル建装株式会社の社名には、「お住まい」と「スマイル」を掛け合わせ、お客様の大切な住まいという資産を守り、笑顔を届けたいという想いを込めています。

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