
ブログ
ブログ
なぜ今、ドローン屋根調査が注目されているのか
屋根の点検は、建物を長く安全に保つために欠かせない作業です。
しかし、従来の方法では職人がはしごを使って屋根に登り、目視と触診で状態を確認するのが一般的でした。高所での作業は常に転落のリスクと隣り合わせであり、労働安全衛生法でも墜落防止措置が義務付けられています。
近年、こうした課題を解決する新しい手法としてドローンによる屋根調査が急速に普及しています。安全性の向上はもちろん、高精度な診断、コスト削減、そして何より「お客様と一緒に屋根の状態を確認できる」という透明性の高さが評価されているのです。
私たち住マ居ル建装でも、ドローン調査を積極的に導入し、お客様に安心していただける点検サービスを提供しています。
従来の屋根点検が抱える3つの大きな課題
まず、従来の屋根点検方法にはどのような問題があったのでしょうか。
課題1:高所作業による重大な事故リスク
屋根に登る点検では、職人が高所で作業を行うため、落下すれば重大事故につながる危険性が非常に高いのが現実です。
厚生労働省の「令和4年労働災害発生状況の分析等」によれば、建設業で最も多い労働災害は「墜落・転落」となっており、高所作業の危険性が浮き彫りになっています。
特に初回点検では足場がないため、安全措置を取れない状態での屋根上作業となり、最もリスクが高い状況です。

課題2:屋根材を破損させるリスク
劣化したスレートや瓦は踏み抜きやすく、点検行為そのものが屋根を破損させるリスクがあります。
さらに業界では、悪質な業者が点検中にわざと屋根材を割ったり外したりし、その破損を根拠に工事を迫る事例も実際に報告されています。スレートの踏み割りや棟板金の意図的な浮かせ行為は外から見えないため、お客様は判断できません。
課題3:点検内容の透明性が低い
従来の点検では、お客様は屋根上を確認できないため、説明の信頼性が作業者次第になってしまいます。
写真を数枚見せられても、本当にその場所なのか、どの程度の劣化なのか、判断が難しいのが実情です。
ドローン屋根調査がもたらす6つのメリット
こうした従来の課題を解決するのが、ドローンによる屋根調査です。
具体的にどのようなメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう。
メリット1:圧倒的な安全性の向上
ドローンを使った屋根調査では、人が屋根に上がらないため転落事故のリスクがほぼゼロになります。
作業員は地上からドローンの映像を確認するだけなので、安全に作業を行うことができます。多くの場合、ドローンは自動操縦ができるため、操縦ミスなどによる危険性もほとんどありません。
労働安全衛生法の観点からも、高所作業のリスクを大幅に軽減できる点は非常に重要です。
メリット2:屋根材を傷めない非接触点検
ドローンは屋根に接触することなく点検を行うため、点検作業によって屋根が傷んだり壊れたりするリスクはありません。
特に劣化が進んだ屋根や、繊細な瓦屋根の場合、人が歩くだけで破損する可能性があります。ドローンならそうした心配が一切不要です。
メリット3:高精度な診断が可能
ドローンを屋根の近くまで接近させたり、高性能のカメラを搭載することで細かな点検を行うことができます。
作業員が屋根の上から確認しづらいような場所も、ドローンであれば空中から簡単に確認できます。カメラのズーム機能を使えば、細かなひび割れや塗装の剥がれまで鮮明に撮影可能です。
さらに赤外線カメラを搭載すれば、屋根の過熱度を確認でき、屋根材の蓄熱状態も把握できます。これにより、目視では把握できない破損箇所などが判明する可能性もあります。

メリット4:大幅な時間短縮とコスト削減
従来の方法で屋根点検をする場合、準備の段階から含めると半日から1日がかりの仕事でした。
足場を組んだり職人の安全確保をしたりすれば、それだけ余計な時間がかかります。一方、ドローンは空中から点検を実施できるため、広範囲にわたる屋根のチェックが可能です。従来の点検方法のように足場を組む必要がなく、点検の時間を半分以下に減らせるでしょう。
特に建物の高さによっては足場を組む必要があり、その費用だけで数百万円単位になることも珍しくありません。ドローン点検なら、こうした足場代を大幅に削減できます。
メリット5:お客様と一緒にリアルタイムで確認できる透明性
ドローンを用いた屋根点検の場合、ドローンが空撮した映像を元に点検を行います。
タブレットで映像を確認することができるため、点検業者と共に屋根の状態を確認できるのが特徴です。依頼者も屋根の状態を確認できるので、修繕などが必要な場合に点検業者の説明を理解しやすくなります。
従来の点検では作業員しか現場の詳細を知ることができませんでしたが、ドローン点検なら「この部分が劣化している」「ここにひび割れがある」と、その場で一緒に確認しながら説明を受けられます。
これは信頼関係を築く上で、非常に大きなメリットです。
メリット6:屋根の高さや形状に制限がない
ドローンによって空中から屋根の点検を行うため、点検対象の高さや形状は制限になりません。
作業員が屋根の点検を行う場合、はしごでは登れない2〜3階建ての建物を点検できない可能性があります。また、屋根の勾配が急な場合なども作業員による点検は難しいです。
ドローンなら、どんな高さの建物でも、どんな複雑な形状の屋根でも、安全かつ効率的に点検できます。
太陽光発電設置前の屋根診断に最適な理由
太陽光発電システムの導入を検討されている方にとって、ドローン屋根調査は特に重要な意味を持ちます。
屋根の強度と状態を正確に把握できる
太陽光パネルは決して軽いものではありません。
設置前に屋根の強度や劣化状況を正確に把握しておかないと、後々大きなトラブルにつながる可能性があります。ドローンによる詳細な点検なら、屋根全体の状態を俯瞰的に確認でき、パネル設置に適しているかどうかを正確に判断できます。
設置可能枚数と最適配置を事前にシミュレーション
ドローンで撮影した画像を使えば、屋根の面積を正確に計測できます。
これにより、ソーラーパネルの設置可能枚数、総出力、プロジェクトに必要な費用、時間、設備を正確に見積もることができます。設置前の適切な計画立案に、ドローン調査は欠かせません。

将来のメンテナンス性まで考慮した設計
私たち住マ居ル建装が大切にしているのは、単に発電効率だけを追求するのではなく、屋根への負担はないか、将来のメンテナンスはしやすいか、長期的に安全に使い続けられるか、といった「住まい全体の耐久性」まで考慮した設計・施工です。
ドローン調査で得られた詳細なデータは、こうした長期的視点での設計に不可欠な情報となります。
ドローン屋根調査の流れと所要時間
実際のドローン屋根調査は、どのように進むのでしょうか。
ステップ1:事前準備と飛行計画
点検する屋根の位置情報と高さをアプリケーションに入力しておきます。
最新のドローン点検システムでは、たった数回のタップで飛行ルートを自動生成できるものもあります。特殊なスキルや知識は必要ありません。
ステップ2:自動飛行による撮影
現地の地上にドローンを置き、タブレットからアプリを立ち上げ数回タップするだけです。
ドローンが高度・方角を含め、離陸から着陸までの全ルートを自動で生成して航行を制御し、屋根の全体画像から屋根に接近しての詳細画像まで必要な画像をすべて自動で撮影します。
点検中にもっと詳しく見てみたい箇所があれば、ドローンの操縦をマニュアルに切り替えて任意の場所をクローズアップすることもできます。
ステップ3:その場でお客様と一緒に確認
撮影した映像はその場でタブレットに表示されます。
お客様と一緒に画面を見ながら、屋根の状態を確認していきます。気になる箇所があれば、その場で質問していただけますし、追加で撮影することも可能です。
ステップ4:画像解析と診断レポート作成
撮影した画像は、AIによる画像解析機能で詳細に分析されます。
膨大な枚数の画像を学習させたAIが、屋根の色の劣化状況や割れ・欠けを簡単に検知できます。これにより、誰でも高いレベルでの屋根点検が可能になります。
撮影した画像と位置情報を紐づけて表示できることに加え、屋根全体の広範囲のデータを保管・整理し、経年による変化をいつでも見返すことができるのもメリットです。
所要時間はわずか5分〜15分程度
従来の方法では1時間がかりだった作業が、ドローンのおかげでまったく屋根に登らずに5分で測定が終わるようになりました。
準備から撮影、その場での確認まで含めても、15分程度で完了するケースがほとんどです。お客様の負担も大幅に軽減されます。

ドローン屋根調査の注意点とデメリット
メリットの多いドローン屋根調査ですが、いくつか注意すべき点もあります。
天候に左右されやすい
ドローンの飛行は天候に左右されやすいという特性があります。
強風時や雨天時には飛行できないため、点検日程の調整が必要になることがあります。ただし、従来の方法でも悪天候時の点検は危険なため、これはドローン特有のデメリットとは言えません。
触診による詳細確認はできない
ドローンは非接触での点検となるため、手で触って確認する「触診」はできません。
ただし、高性能カメラとAI画像解析により、目視では確認できないレベルの詳細な診断が可能です。必要に応じて、ドローン点検後に部分的な直接確認を行うこともできます。
操縦者の技量と法律知識が必要
ドローンの操縦には一定の技量が必要であり、航空法などの法律知識も求められます。
そのため、ドローン点検を依頼する際は、適切な資格と経験を持った業者を選ぶことが重要です。私たち住マ居ル建装では、ドローン調査の専門知識を持ったスタッフが対応しますので、ご安心ください。
立地によっては飛行できない場合も
風や狭い住宅街など、飛行条件には注意が必要です。
また、空港周辺や人口集中地区など、法律で飛行が制限されている区域もあります。事前に飛行可能かどうかを確認する必要があります。
住マ居ル建装のドローン屋根調査サービス
私たち住マ居ル建装では、最新のドローン技術を活用した屋根調査サービスを提供しています。
屋根の専門家だからこそできる総合診断
私たちは横浜市青葉区を拠点に、東京都エリアで、住まいを守る屋根の専門会社として事業を展開しております。
これまで数多くの屋根補修・雨漏り修繕・防水工事に携わってきた経験を活かし、常に「建物を長く安全に保つ施工」を第一に考えてまいりました。
ドローン調査で得られたデータを、屋根の専門家の視点で分析し、表面的な修理ではなく、不具合の"原因"を正確に見極め、根本から改善する本質的な提案をいたします。
太陽光発電との組み合わせ提案
屋根点検から太陽光発電システムの導入まで、ワンストップで対応できるのが私たちの強みです。
「太陽光を設置したいけれど屋根の状態が心配」「古い屋根でも設置できるのか分からない」といったご相談に、屋根点検→補修→太陽光設計→施工→アフターサポートまで、すべて一貫してサポートいたします。
一級塗装技能士・外壁雨漏り診断士による確かな診断
当社には一級塗装技能士と外壁雨漏り診断士が在籍しており、ドローンで撮影した画像を専門家の目で詳細に分析します。
12社の提携メーカーから、お客様の屋根に最適なプランをご提案できる体制も整えております。

まとめ:安全性と精度を両立するドローン屋根調査
ドローンによる屋根調査は、従来の点検方法が抱えていた多くの課題を解決する、画期的な技術です。
高所作業のリスクをゼロにし、屋根材を傷めることなく、高精度な診断を短時間で実現します。さらに、お客様と一緒にリアルタイムで屋根の状態を確認できる透明性の高さも大きな魅力です。
特に太陽光発電システムの導入を検討されている方にとって、ドローン屋根調査は必須のステップと言えるでしょう。屋根の強度や劣化状況を正確に把握し、最適な設置計画を立てることができます。
私たち住マ居ル建装は、屋根の専門家として長年培ってきた知識と経験に、最新のドローン技術を組み合わせ、お客様に安心していただける点検サービスを提供しています。
「屋根の状態が気になる」「太陽光発電を検討しているが、まず屋根の診断をしてほしい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
施工して終わりではなく、10年後・20年後も安心して暮らせる住まいを守ること。それが私たちの使命です。
お問い合わせ
住マ居ル建装株式会社
TEL:045-755-5650
営業時間:9:00〜18:00
対応エリア:東京都
確かな屋根技術と再生可能エネルギーを通じて、安心で持続可能な住環境づくりにこれからも貢献してまいります。
-著者情報-
住マ居ル建装株式会社
代表:千田 康平
屋根工事および太陽光発電システムの施工・設計を手がける、住マ居ル建装株式会社の千田です。
屋根の専門家としての豊富な現場経験をもとに、「建物を長く安全に保つ施工」を第一に、地域密着で事業を展開しています。
これまで、屋根補修・雨漏り修繕・防水工事など幅広い施工に対応しており、建物の状態を正確に診断したうえで、原因から改善する根本的な施工を大切にしています。
表面的な補修ではなく、再発を防ぐための最適な工事提案を行うことが強みです。また、屋根の専門技術を活かし、太陽光発電システムの導入にも注力。
発電効率だけでなく、屋根への負担や将来的なメンテナンス性まで考慮した設計・施工を行っています。
「太陽光を設置したいが屋根の状態が不安」という方にも、点検・補修・設置まで一貫して対応可能です。
「施工して終わり」ではなく、長く安心して暮らせる住まいを守ることを使命に、信頼第一のサービスを提供しています。
確かな屋根技術と再生可能エネルギーの普及を通じて、安心で持続可能な住環境づくりに貢献してまいります。
住マ居ル建装株式会社の社名には、「お住まい」と「スマイル」を掛け合わせ、お客様の大切な住まいという資産を守り、笑顔を届けたいという想いを込めています。
関連記事






