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2026.07.30
コラム
V2H 補助金 対象となる機器・車種・工事〜2026年最新の適用範囲を解説

V2H補助金とは何か?2026年の制度概要を確認しよう

V2H補助金とは、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)と住宅を双方向でつなぐ「V2H充放電設備」の導入を国が支援する補助制度です。正式名称は「クリーンエネルギー自動車の普及促進に向けた充電・充てん設備等導入促進補助金」といい、一般社団法人次世代自動車振興センター(2026年6月)が窓口となっています。

補助の目的は「災害時のレジリエンス向上」です。停電時にEV・PHEVから家庭へ電気を供給できる機能を普及させることが国の狙いとなっています。

2026年度(令和7年度補正予算)の主な概要は以下のとおりです。

  • 設備費補助:購入価格(税抜)×1/2、上限75万円
  • 工事費補助:個人の場合、上限55万円(補助率10/10)
  • 合計上限:最大130万円(個人の場合)
  • 申請期間:2026年7月〜9月(予算終了で早期終了の可能性あり)
  • 実績報告期限:2027年1月末

予算総額は約55億円と限られており、過去には申請開始から1か月程度で終了した実績もあります。早期申請が非常に重要です。

V2H補助金の対象となる機器はどれか?

補助対象となるV2H充放電設備は、次世代自動車振興センターが登録・承認した機種のみです。メーカーが事前に設備登録申請を行い、センターの承認を受けた製品が対象一覧に掲載されます。

2026年6月12日、次世代自動車振興センターより補助対象V2H充放電設備の設備登録受付開始が発表されました。代表的なメーカーと機種例は以下のとおりです。

  • ニチコン:VSG3-666CN7(826,000円相当)、プレミアム(580,000円相当)、トライブリッド(916,000円相当)、パワームーバーライト(150,000円相当)
  • オムロン:V2X(773,000円相当)
  • シャープ:Eeeコネクト(891,000円相当)
  • パナソニック:eneplat(1,010,000円相当)
  • 長州産業:スマートPVエボ(985,000円相当)
  • 東光高岳:各種モデル

上記の補助金額試算は昨年度実績をもとにした目安です。実際の補助金額は「実際の購入価格×補助率」で算定されるため、購入価格によって変動します。

補助対象機器に共通する要件とは?

補助対象となるV2H充放電設備には、いくつかの共通要件があります。

  • 新品であること(中古品・リユース品は対象外)
  • センター承認済みの登録設備であること
  • 申請者が設備の所有者であること(リース契約の場合はリース会社が申請)
  • 設置場所・給電対象施設の使用権を有すること
  • 設備を5年間保有・運用すること

なお、補助金交付決定の通知を受けてから発注・工事開始・支払いを行う必要があります。交付決定前に工事を始めると補助金が受け取れなくなるため、順序を必ず守ってください。

V2H補助金の対象となる車種はどれか?

まず押さえておきたいのは、「V2Hに接続できる車種であること」は補助金の要件ではないという点です。CEV補助金の車両要件は「EV・PHEVを保有していること」のみで、テスラ・BMW iシリーズなどのCCS規格車や、フェラーリ・ランボルギーニといった輸入スーパーカー系PHEVをお持ちの方でも補助金を受け取れます。

以下は、実際にV2Hシステムを機能させる(家庭へ給電する)ために必要な、CHAdeMO方式のDC双方向充放電対応車種の一覧です。2026年時点での主な対応車種は以下のとおりです。 

  • 日産リーフ:40kWhモデル・62kWhモデル(CHAdeMO対応)
  • 日産アリア:66kWhモデル・91kWhモデル(CHAdeMO対応)
  • 三菱アウトランダーPHEV:約20kWhバッテリー搭載(CHAdeMO対応)
  • 三菱eKクロスEV:軽EVながらCHAdeMO対応
  • トヨタbZ4X:一部グレードがCHAdeMO対応
  • スバルソルテラ:一部グレードがCHAdeMO対応

一方、CCS(コンボ)規格を採用するテスラ・BMW iシリーズ・ヒョンデIONIQ5などは、現状V2H機器との接続が難しい状況です。放電機能まで活用したい方は、EV購入前に必ず対応規格を確認してください。

なお繰り返しになりますが、これらの車種を所有している方も補助金の対象です。 接続可否と補助金の可否は別問題とお考えください。 

補助金申請時の車種要件について

2026年度のCEV補助金では、申請時点で車両の発注を完了していることが要件となっています。また、実績報告時点で車検証を保有していることも必要です。

【重要】V2H非対応車種でも補助金は受け取れます

最も注目すべき点は、V2Hに接続できない車種を所有している場合でも、補助金の申請・受給が可能だということです。CCS規格のテスラ・BMW iシリーズ・ヒョンデIONIQ5、さらにはフェラーリ・ランボルギーニなどの輸入PHEVをお持ちの方も対象となります。

ただし、V2Hの放電機能(停電時の給電など)を実際に活用するにはCHAdeMO対応EVが必要です。将来的にCHAdeMO対応EVへの乗り換えを検討している方が、補助金のあるうちに設備だけ先に導入するという選択肢も有効です。 

V2H補助金の対象となる工事内容はどれか?

V2H充放電設備の設置工事費も補助対象となります。個人の場合、工事費は補助率10/10(全額)で上限55万円が補助されます。

補助対象となる主な工事内容は以下のとおりです。

  • V2H本体の設置・固定工事
  • 引込電力の確認・増設工事(容量不足の場合)
  • 分電盤の改修・増設工事
  • 幹線ケーブルの敷設工事
  • D種接地工事(接地抵抗100Ω以下が義務)
  • 系統連系申請に伴う工事

電気工事には第二種または第一種電気工事士の資格が必要です。さらに、CHAdeMO認定施工者による工事が推奨されており、資格を持つ施工業者を選ぶことが安心・安全な設置につながります。

太陽光・蓄電池との同時施工で工事費を削減できるか?

太陽光発電・蓄電池・V2Hを同時に施工(ワンストップ施工)することで、工事費を10万〜20万円削減できるケースがあります。

理由は、足場・配線・電気工事の工程を一括化できるためです。住マ居ル建装では、世田谷区・町田市・狛江市・多摩市・稲城市を対応エリアとして、太陽光+V2H+蓄電池のワンストップ施工に対応しています。

世田谷区のT様邸施工事例では、太陽光4.2kW+V2H同時設置で補助金適用前の合計費用が約310万円、補助金約180万円適用後の実質負担が約130万円となり、年間経済メリット約19万円・投資回収期間約7年という実績が出ています。

東京都の補助金と国のCEV補助金は併用できるか?

国のCEV補助金と東京都の補助金は併用可能です。東京都のゼロエミッション車関連補助金を組み合わせることで、実質100万円以上の補助を受けられる場合があります。

東京都南西部(世田谷区・町田市・狛江市・多摩市・稲城市)にお住まいの方は、国と都の補助を最大限活用することで、V2H導入コストを大幅に抑えることができます。

V2H本体価格の相場は60万〜120万円程度(ニチコン70万〜90万円、パナソニック80万〜100万円、東光高岳80万〜110万円)、工事費は20万〜50万円程度で、合計80万〜170万円が目安です。補助金を最大活用すれば、実質負担を大幅に圧縮できます。

補助金申請の流れと注意点

次世代自動車振興センター(2026年6月)が公表している申請フローは以下のとおりです。

  • 補助金交付申請(センターへ)…V2H発注・工事開始前に必ず申請
  • 交付決定通知の受領…不備がない申請からおおむね1〜2か月
  • V2H充放電設備の発注・工事開始…交付決定日以降に実施
  • 設置工事完了・支払い完了
  • 実績報告の提出…完了から30日以内を目安に提出
  • 補助金額確定・振込
  • 設備を5年間保有・運用

最大の注意点は「交付決定前に発注・工事を始めてはいけない」という点です。順序を誤ると補助金が受け取れなくなります。問い合わせから稼働まで2〜4か月程度かかるため、補助金締め切りを意識した早期相談が不可欠です。

V2H補助金を最大活用するための費用シミュレーションは?

補助金を最大活用した場合、V2H導入の実質負担額は大幅に圧縮できます。世田谷区・町田市の4人家族(太陽光4.5kW・日産リーフ40kWh・年間電気使用量5,500kWh)を前提とした試算を見てみましょう。

  • V2H本体費用:約80万円(例:ニチコン製)
  • 設置工事費:約30万円
  • 合計費用:約110万円
  • CEV補助金(設備費):約40万円(80万円×1/2)
  • CEV補助金(工事費):約30万円(実費全額、上限55万円以内)
  • 東京都補助金:別途加算可能
  • 実質負担額目安:約40万円〜(補助金適用後)

経済メリット面では、太陽光+V2H導入で年間約95,000円の経済メリット(電気代削減約35,000円+ガソリン代節約約60,000円)が試算されています。2026年時点の電気購入単価(35〜40円/kWh)が売電単価(約16円/kWh)を上回るため、自家消費を増やす運用が経済的に有利です。

FIT売電中でもV2Hを導入できるか?

FIT余剰売電中であれば、V2H導入は可能です。ただし、V2H導入により自家消費量が増え売電量は減少します。購入単価(35〜40円/kWh)が売電単価(約16円/kWh)を上回るため、自家消費増加のほうが経済的に有利です。

全量売電中の場合は注意が必要です。V2H導入前に電力会社・経済産業省への手続きが必要となります。現在の売電契約の種類を事前に確認しておきましょう。

V2H補助金の申請で失敗しないためのポイントは?

補助金申請で失敗しないための最重要ポイントは「交付決定前に動かないこと」と「早期申請」の2点です。

  • 申請期間は短い:2026年度は7月〜9月の約2〜3か月。予算終了で早期終了の可能性あり
  • 申請はオンライン:次世代自動車振興センターのオンライン申請システム(稼働時間8:00〜22:00)を利用
  • 必要書類を事前準備:身分証明書・図面・見積書・車両発注証明書などが必要
  • CHAdeMO認定施工者に依頼:工事の信頼性を担保し、補助金申請書類の精度も上がる
  • 補助金申請代行を活用:住マ居ル建装では補助金申請代行から設置工事・アフターサービスまでワンストップ対応

V2H機器の耐用年数は一般的に10〜15年程度です。ニチコン・パナソニックでは有償延長保証(10年)も用意されており、長期的な安心感も確保できます。深夜電力プラン(東京電力「夜トクプラン8」「夜トクプラン12」など)との組み合わせで、深夜の安い電気でEVを充電し昼間に放電する運用も可能です。

住マ居ル建装にV2H補助金申請をお任せください

住マ居ル建装は、世田谷区・町田市・狛江市・多摩市・稲城市を対応エリアとする地域密着型の太陽光発電・蓄電池・V2H設置専門業者です。補助金申請代行・設置工事・アフターサービスまでワンストップで対応しており、CHAdeMO認定施工者が在籍しています。「補助金の申請方法がわからない」「屋根の状態が心配」というご相談もお気軽にどうぞ。無料現地調査から対応いたします。

よくある質問

V2H補助金(CEV補助金)の2026年度の上限額はいくらですか?

2026年度のCEV補助金は、設備費の1/2(上限75万円)+工事費(個人は上限55万円)で、合計最大130万円が補助されます。東京都補助との併用でさらに補助額を増やせます。

V2H補助金の対象となるEV・PHEVの車種を教えてください。

補助金の要件は「EV・PHEVを保有していること」であり、V2Hに接続できる車種である必要はありません。 テスラ・BMW iシリーズなどのCCS規格車、フェラーリ・ランボルギーニなどの輸入PHEVでも補助金の対象です。

一方、実際にV2Hの放電機能を使うにはCHAdeMO方式のDC双方向充放電対応車が必要で、日産リーフ・アリア、三菱アウトランダーPHEV・eKクロスEV、トヨタbZ4X(一部)、スバルソルテラ(一部)、ホンダ N-VAN e:等が該当します。 

V2H補助金の申請期間はいつまでですか?

2026年度の申請期間は2026年7月〜9月の予定ですが、予算終了で早期終了する可能性があります。過去には申請開始から約1か月で終了した実績もあるため、早期準備が重要です。

補助金交付決定前に工事を始めてもいいですか?

補助金交付決定前の発注・工事開始・支払いは絶対にNGです。交付決定通知を受け取ってから発注・工事を開始してください。順序を誤ると補助金が受け取れなくなります。

国のCEV補助金と東京都の補助金は同時に使えますか?

国と東京都の補助金は併用可能です。東京都のゼロエミッション車関連補助金と組み合わせることで、実質100万円以上の補助を受けられる場合があります。

FIT売電中でもV2Hを設置して補助金を受けられますか?

FIT余剰売電中であれば設置・補助金申請とも可能です。ただし全量売電中の場合は、V2H導入前に電力会社・経済産業省への手続きが必要です。現在の契約種別を事前に確認してください。

V2H設置工事に必要な資格はありますか?

V2H設置工事には第二種または第一種電気工事士の資格が必要です。さらにCHAdeMO認定施工者による工事が推奨されており、D種接地工事(接地抵抗100Ω以下)も義務付けられています。

V2H補助金の申請はどこに行えばいいですか?

一般社団法人次世代自動車振興センターのオンライン申請システム(稼働時間8:00〜22:00)から申請します。身分証明書・図面・見積書・車両発注証明書などの書類が必要です。施工業者による代行申請も可能です。

V2Hと太陽光発電を同時に設置すると補助金はどうなりますか?

V2HのCEV補助金と太陽光発電の補助金はそれぞれ別制度のため、条件を満たせば両方の補助金を受け取ることが可能です。同時施工により工事費を10万〜20万円削減できるメリットもあります。

V2H機器の保証期間はどのくらいですか?

V2H機器のメーカー保証は標準3〜5年が一般的です。ニチコン・パナソニックでは有償の延長保証(10年)も用意されており、耐用年数の10〜15年に近い保証期間を確保できます。

結論

2026年のV2H補助金(CEV補助金)は設備費最大75万円+工事費最大55万円で合計最大130万円。東京都補助との併用で実質100万円超の補助も可能です。申請期間は2026年7〜9月と短く、予算終了で早期終了するリスクがあります。CHAdeMO対応EVを保有・検討中の方は今すぐ施工業者への相談・現地調査を開始し、交付決定前に工事を始めないルールを守りながら早期申請を目指してください。住マ居ル建装では補助金申請代行からワンストップ施工まで対応しています。

代表者プロフィール

著者写真

千田康平(代表)

屋根工事のプロフェッショナルがご提案する太陽光発電 家族も家計もスマイルに
「三方笑顔」をモットーに、お客様、従業員、地域の方々が笑顔になるようなサービスを心がけています。
太陽光発電の導入を検討される際、多くの方が「どこに依頼すればいいのか」と悩まれます。
大規模修繕に合わせて太陽光発電を導入することで、建物価値の維持と経済的メリットを両立できます。
各工程信頼できる職人さん達が手掛けますので、ご安心のうえ、まずはお気軽にご相談ください。

保有資格:第二種電気工事士、瓦屋根工事技士、2級建築施工管理技士、2級建築士、給水装置工事主任技術者



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