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太陽光発電の余剰電力、どうしていますか?
太陽光発電を設置されているご家庭では、日中に発電した電力を自宅で使い、余った分を電力会社に売電されている方が多いと思います。
しかし、固定価格買取制度(FIT)の買取期間が終了すると、売電価格は大幅に下がってしまいます。制度開始当初の2011〜2012年度に設置された方の売電単価は42円/kWhでしたが、卒FIT後の大手電力会社のプランでは8円/kWh前後がほとんどです。つまり、売電収入は約80%も減少する計算になります。
一方で、電気代は年々上昇傾向にあります。売電するよりも自家消費した方が、電気代の節約につながる時代になってきました。
せっかく発電した電力を安く売るのではなく、自宅で有効活用する方法を考えてみませんか?
余剰電力の活用方法は大きく3つ
卒FIT後の余剰電力を活用する方法は、主に以下の3つです。
売電を継続する
電力会社によっては、卒FIT後も電力会社が決めた価格で買い取ってもらえるプランが存在します。この場合、買取期間満了時に自動的に新プランに切り替わるケースがほとんどです。
煩雑な手続きや対応の手間が少ない一方、買取価格は大幅に低下することが多いため、そのまま売電を続けても今までのようにお得にはならない点が難点です。
より高い買取価格の会社と契約する
卒FIT後の買取価格は、電力会社によって異なります。もともと契約していた電力会社の買取価格に満足できない場合、電力会社を見直してより高く買い取ってもらえる新電力会社に余剰電力を売電するのも手です。
ただし、電力会社を変更したとしても基本的には卒FIT後の買取価格は年々下落傾向にあるため、満足のいく売電収入は見込めない可能性もあります。
自家消費する【おすすめ】
昨今の電気代高騰の影響もあり、売電価格よりも自宅で使用する電気料金の方が高くなるケースも見られるようになりました。年々売電価格は下降傾向に、逆に電気料金は上昇傾向にあることから、売電するよりも自家消費した方が電気代節約につながる可能性が高いです。
私たち住マ居ル建装では、屋根の専門家として太陽光発電システムの導入を数多く手がけてきましたが、最近は「自家消費」を前提としたご相談が増えています。
電気自動車(EV)への充電で余剰電力を活用
余剰電力を自家消費する方法として、最も効果的なのが電気自動車(EV)への充電です。
日中に太陽光発電で作った電力をEVに充電すれば、ガソリン代の節約にもつながります。通勤や買い物などで日常的に車を使う方にとっては、大きなメリットです。
EVは「動く蓄電池」として活用できる
EVは単なる移動手段ではありません。大容量のバッテリーを搭載しているため、「動く蓄電池」としても活用できます。
日中に太陽光で発電した電力をEVに貯めておき、夜間や雨の日に家庭で使う・・・こうした使い方が可能になります。
特に、V2H(Vehicle to Home)システムを導入すれば、EVに貯めた電力を家庭に供給することができます。停電時の非常用電源としても活用でき、災害対策としても有効です。
東京都ではEV導入に補助金が使える
東京都在住の方であれば、EV導入時に補助金を活用できる可能性があります。太陽光発電とV2Hシステムを組み合わせることで、導入コストを大幅に抑えることができます。
私たちは横浜市青葉区を拠点に、東京都・神奈川県エリアで事業を展開しておりますので、補助金の活用方法についてもお気軽にご相談ください。
蓄電池で余剰電力を貯める
EVを所有していない方や、より確実に余剰電力を活用したい方には、家庭用蓄電池の導入がおすすめです。
蓄電池のメリット
蓄電池を設置すれば、日中に発電した電力を貯めておき、夜間や雨の日に使うことができます。これにより、電力会社から購入する電力を大幅に削減できます。
また、停電時にも蓄電池に貯めた電力を使えるため、災害時の備えとしても有効です。
蓄電池とEVの使い分け
蓄電池とEVのどちらを選ぶべきか迷われる方も多いと思います。それぞれの特徴を理解して、ご家庭のライフスタイルに合った選択をすることが大切です。
蓄電池が向いている方
- EVを所有していない、または購入予定がない
- 家庭での電力消費が多い
- 停電対策を重視したい
EVが向いている方
- 日常的に車を使う
- ガソリン代を節約したい
- 移動手段と蓄電池の両方の機能を求める
V2Hシステムで太陽光とEVを最大活用
V2H(Vehicle to Home)システムは、EVと家庭をつなぐ充放電設備です。これを導入することで、太陽光発電の余剰電力をEVに充電し、必要なときに家庭に電力を供給することができます。
V2Hシステムの仕組み
V2Hシステムは、EVのバッテリーを家庭用蓄電池として活用するための設備です。日中に太陽光で発電した電力をEVに充電し、夜間や電力需要の高い時間帯に家庭に供給します。
これにより、電力会社から購入する電力を最小限に抑え、電気代を大幅に削減できます。
停電時にも安心
V2Hシステムを導入していれば、停電時にもEVから家庭に電力を供給できます。一般的なEVのバッテリー容量は40〜60kWh程度ですので、平均的な家庭であれば2〜3日分の電力を賄うことができます。
災害時の備えとしても、V2Hシステムは非常に有効です。

出典資源エネルギー庁「EV等の電力システムにおける活用に関して」(2022年11月)より作成
屋根の状態を確認してから太陽光を最大活用
太陽光発電の余剰電力を活用するためには、まず太陽光発電システムが正常に稼働していることが前提です。
私たちは屋根の専門会社として、太陽光発電システムの導入だけでなく、屋根の点検・補修も行っています。
屋根の劣化が発電効率を下げる
屋根が劣化していると、雨漏りのリスクが高まるだけでなく、太陽光パネルの設置にも影響を与えます。屋根の状態が悪いまま太陽光パネルを設置すると、将来的にメンテナンスが困難になる可能性があります。
「太陽光を設置したいけれど屋根の状態が心配」「古い屋根でも設置できるのか分からない」といったご相談にも、屋根点検 → 補修 → 太陽光設計 → 施工 → アフターサポートまで、すべてワンストップで対応できる体制を整えております。
長期的な視点で住まいを守る
私たちが大切にしているのは、表面的な修理ではありません。不具合の"原因"を正確に見極め、根本から改善する本質的な工事です。
単に発電効率だけを追求するのではなく、屋根への負担はないか、将来のメンテナンスはしやすいか、長期的に安全に使い続けられるか・・・といった「住まい全体の耐久性」まで考慮した設計・施工を行うことが、私たちの強みです。
まとめ:余剰電力を無駄なく活用して電気代を削減
太陽光発電の余剰電力を活用する方法として、電気自動車への充電、蓄電池への貯蔵、V2Hシステムの導入などをご紹介しました。
売電価格が下がった今、余剰電力を自家消費することが最も経済的です。EVや蓄電池を活用すれば、電気代を大幅に削減できるだけでなく、停電時の備えとしても有効です。
私たち住マ居ル建装は、屋根の専門家として太陽光発電システムの導入から、屋根の点検・補修、V2Hシステムの設置まで、ワンストップで対応いたします。
「太陽光の余剰電力を無駄なく活用したい」「EVや蓄電池の導入を検討している」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
施工して終わりではなく、10年後・20年後も安心して暮らせる住まいを守ることが私たちの使命です。地域密着だからこそできる、迅速で誠実な対応をお約束いたします。
確かな屋根技術と再生可能エネルギーを通じて、安心で持続可能な住環境づくりにこれからも貢献してまいります。
EV充電や蓄電池への回し方、売電との考え分けなどを相談したい段階でもお問い合わせいただけます。費用対効果を見ながら検討したい方にも使いやすい窓口です。
お問い合わせフォームへ余剰電力の使い道は、日中の在宅状況やEVの利用頻度で変わります。売電、自家消費、蓄電の優先順位を整理してから比較すると検討が進めやすくなります。
活用方法を相談する-著者情報-
住マ居ル建装株式会社
代表:千田 康平
屋根工事および太陽光発電システムの施工・設計を手がける、住マ居ル建装株式会社の千田です。
屋根の専門家としての豊富な現場経験をもとに、「建物を長く安全に保つ施工」を第一に、地域密着で事業を展開しています。
これまで、屋根補修・雨漏り修繕・防水工事など幅広い施工に対応しており、建物の状態を正確に診断したうえで、原因から改善する根本的な施工を大切にしています。
表面的な補修ではなく、再発を防ぐための最適な工事提案を行うことが強みです。また、屋根の専門技術を活かし、太陽光発電システムの導入にも注力。
発電効率だけでなく、屋根への負担や将来的なメンテナンス性まで考慮した設計・施工を行っています。
「太陽光を設置したいが屋根の状態が不安」という方にも、点検・補修・設置まで一貫して対応可能です。
「施工して終わり」ではなく、長く安心して暮らせる住まいを守ることを使命に、信頼第一のサービスを提供しています。
確かな屋根技術と再生可能エネルギーの普及を通じて、安心で持続可能な住環境づくりに貢献してまいります。
住マ居ル建装株式会社の社名には、「お住まい」と「スマイル」を掛け合わせ、お客様の大切な住まいという資産を守り、笑顔を届けたいという想いを込めています。
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